地域医療(在宅)にかける想い
大阪の下町、玉出の地にも少子高齢化の波は押し寄せています。
通院もままならない環境にいるお年寄りに医師として手を差し伸べ続ける美濃医院長に、その想いをお聞きしました。
第四回
スタッフと共に
現在6人のスタッフが働いてくれていますが、開業2年目くらいから顔ぶれが変わっていません。
例えば、外来後、在宅診療に一緒に行っている看護師は、私の奥さんよりも長い時間を共にしているかもしれず、皆ありがたいことに居心地のよさを感じてくれているのだと思います。
「困ったことあったら言ってな」と声をかけたりしますが、当たり前のコミュニケーションをきちんとしようと思っているだけです。
ひょっとして、私が患者さんに向き合う姿勢を見て、何か感じてくれているのかも知れません。
たまに、治療が終わってからもスタッフと長い間話をしている患者さんを見かけます。患者さんを想うスタッフ達がクリニック内にいい空気をつくってくれていることに感謝しています。